花粉症が辛い。でも妊娠中だったり授乳中はなかなか薬を飲むことができませんよね。そんな時はどうしたらいいのでしょう?花粉症対策と花粉症にいいおすすめの食べ物はあるのでしょうか?
花粉症になる原因
春になると気分が憂鬱になるという方。それはやはり花粉の影響でしょうか?
多くの人を悩ませるのがスギ花粉ですが、一年中いろいろな花粉が影響していると考えられています。
花粉症はスギなど植物の花粉が華や目に入ることで、アレルギー反応を引き起こす病気で、今や「国民病」とも言われています。
ちなみに花粉症の原因になる植物と花粉の飛来時期はこちらです。
- スギ:2月〜5月
- ヒノキ:4月〜5月
- イネ:5月〜8月
- ヨモギ:8月〜10月
この他、春になると花粉だけでなく中国からの黄砂も飛来するため、アレルギー反応が激しくなるとも考えられ、その対策は必須です。
花粉症の辛い症状
花粉症の主な症状
花粉症の主な症状はこちら。
「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」「目の痒み」「目の充血」「頭痛」「喉の痛み」「喉の痛み」「咳」「皮膚の痒みや蕁麻疹(じんましん)」「発熱」
どれも辛いですよね。
妊娠中や授乳中の花粉症対策はある?
花粉症の対策としては、花粉の季節になる前の1〜2週間前から抗ヒスタミン剤や点鼻薬、ステロイド薬など病院で処方される薬で対処する治療方法があります。
しかし、妊娠中や授乳期に薬を飲む事に抵抗がある人も多いでしょう。
薬の副作用も心配ですよね。
そこで、薬に頼らず普段の生活からできる対策をご紹介します!
規則正しい生活を心がける
花粉症の悪化を防ぐには、免疫を高めることが大切です。免疫が下がると花粉症の症状が悪化すると言われています。
まずは精神的なストレスを軽減し、過労や睡眠不足には注意します。当然ながら、深酒や喫煙は禁物です。
とはいえ妊娠中や授乳期はストレスが溜まり、どうしても寝不足になりがちです。
粉ミルクを上手に利用したり、誰か助けてくれる人にお願いするなど心の安定に努めましょう。
また、適度な運動も体調管理をする上で必要です。妊娠中はお医者さんと相談の上、運動量を調整してくださいね。
室内の掃除をしよう
室内の花粉はできるだけ除去したいものです。
フローリンが望ましいですが、カーペットや畳は空気清浄機を使用して、排気循環式の掃除機で週2回ほど掃除しましょう。
掃除機はゆっくりとかけることが大切です。
窓を開けてから掃除機をかけると、部屋の中にある埃や花粉が舞ってしまい掃除機で吸えなくなります。
掃除機をかけて空気清浄機を利用します。
洗濯物対策
洗濯物や布団は外で干すのを控えます。
もし、外に干した場合は取り込むといにしっかりと花粉を落とします。その際に自身が花粉を吸い込まないように花粉症用マスクやメガネを使用します。
外出時の衣類に注意
花粉が多く飛散している時は外出を避けます。
どうしても外出しなくてはいけない時は花粉症用マスク、メガネをかけて衣類はウールなど、表面がケバだった生地のものは避けます。
スルリとした生地で、花粉が付着するのを最小限に抑えます。
花粉症対策スプレーを衣類や髪にスプレーすると効果的ですね。
そして帰宅したら、玄関に入る前に衣類や髪に付着した花粉をよく落とします。
とにかく家の中に花粉を持ち込まないこと!
そして顔を洗い、うがい手洗い、鼻をかみます。
体内に花粉が入るのを最小限に抑えます。
漢方薬はいい?
産婦人科で相談をして漢方薬を処方してもらいましょう。
点眼と点鼻薬も処方してもらうといいですね。
加湿器と空気清浄機は必須?
花粉症でも薬が飲めないという人の話を聞くと「加湿器は必須」という声が多いです。
乾燥で花粉が舞うことを抑え、喉や鼻を乾燥から守るために部屋を加湿します。
そして空気清浄機で常に空気をクリーンに保ちます。
ヨーグルトは花粉症に効果ある?
最近、乳酸菌が花粉症に効果があると注目されています。
LFKやLGGといったある種の乳酸菌には、腸の免疫細胞に働きかけて、アレルギーを抑え込む作用がある
ということで、乳酸菌を含むヨーグルトがいいようです。
ビフィズス菌BB536、L-92乳酸菌、LGG乳酸菌、クレモリス菌、乳酸菌シロタ株、KW乳酸菌などが善玉菌を増やし腸内を整える働きがあります。
ヨーグルトを購入する際はパッケージの乳酸菌をチェックすることが大切です!
また、ヨーグルトにはカルシウムも含まれているので、花粉症対策のためだけでなく妊娠中や授乳期には特に摂取したい食品ですね。
ヨーグルトが苦手、という人はサプリメントでも大丈夫です。
ただ、乳酸菌で花粉症がぴたりと良くなると期待はできません。習慣的に摂取することで「あれ?昨年よりも花粉症が楽かも?」と感じられるくらい。
ただ、腸は大きな免疫器官と言われています。
花粉の時期だけでなく日頃から、ヨーグルト、サプリメント、発酵食品などで腸内環境を整え健康な腸にすることが大切です。
まとめ
【花粉症でも薬が飲めない妊娠中の妊婦や授乳期はどうする?対策とおすすめ方法!】をまとめました。
薬が飲めない妊婦さんや授乳期は花粉症は辛いです。
少しでも花粉から身を守るために、マスクやめがね、掃除の方法を気をつけるなどしてヨーグルトなどの乳酸菌で腸内環境を整えて免疫を高めましょう!
そして産婦人科で相談をしてくださいね。
安心な薬や漢方薬を処方してもらいましょう!