赤口と聞くと、「縁起が悪い」「結婚式にはNG」というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
しかし、実は赤口にも吉とされる時間帯があり、適切な準備と心構えで、幸せな結婚式を挙げることが可能です。
この記事では、赤口結婚式について、幸せになるための時間帯と知っておくべき注意点を詳しくご紹介します。
赤口が持つスピリチュアルな意味
赤口は「鬼門が開き、鬼が出やすい日」とされています。鬼門とは、北東の方角を指し、邪気が入りやすいとされています。
そのため、赤口はトラブルや災難が起こりやすいと考えられてきました。
しかし、スピリチュアルな視点から見ると、鬼は悪い存在ではありません。むしろ、古いものを壊し、新しいものを生み出す力を持っているとされています。
結婚式は人生の新しい門出であり、古い自分から脱却し、新しい自分へと生まれ変わるという意味があります。
赤口は、古い自分と決別し、新しい人生を始めるのに適した日と言えるでしょう。
赤口結婚式で幸せになるためのポイント
赤口で結婚式を挙げる場合、以下の点に注意することで、スピリチュアル的な意味を活かした幸せな結婚式を挙げることができます。
・午前中の早い時間帯に挙式する
午前中の早い時間帯は陽の気が強く、邪気を払う効果があります。
・赤、黒などの暗い色を避ける
赤や黒は負のエネルギーを象徴する色とされています。ドレスやタキシード、着物は白やパステルカラーなど、明るい色を選ぶようにしましょう。
・お祓いや厄除けをする
神社やお寺でお祓いや厄除けをすることで、邪気を払い、結婚式を成功させることができます。
・感謝の気持ちを持つ
家族や友人など、これまで支えてくれた人たちに感謝の気持ちを持つことが大切です。
赤口結婚式の運気がアップする演出とは?
赤口の日は、刃物や火の使用が忌まれるとされています。
確かに、結婚式には縁起を大切にする要素が強いので、赤口の日に行う場合は、より慎重な演出選びが重要になります。
そこで、ケーキカットやキャンドルサービスの代わりに、赤口の日でも安心して行える、縁起の良い演出をいくつか提案させていただきます。
1. デザートビュッフェ
ケーキカットの代わりに、デザートビュッフェを用意するのもおすすめです。
デザートビュッフェなら、ゲストそれぞれ好きなデザートを選ぶことができ、より自由な時間を過ごすことができます。
また、デザートビュッフェには、ケーキ以外にも様々な種類のデザートを用意することができます。
フルーツやゼリー、アイスクリームなど、季節に合わせたデザートを用意することで、より華やかな演出になります。
2. ドリンクセレモニー
キャンドルサービスの代わりに、ドリンクセレモニーを行うのも良いでしょう。
ドリンクセレモニーでは、新郎新婦がシャンパンやノンアルコールカクテルなど、好きな飲み物を注ぎ合い、未来への誓いを新たにします。
キャンドルサービスと異なり、火を使わないため、赤口の日でも安心して行えます。
また、ドリンクセレモニーは、ゲストにも参加してもらうことができるため、より一体感のある演出になります。
3. 手作りのデザート
ケーキやデザートを手作りするのも、思い出に残る演出になります。
手作りのデザートは、愛情がこもっていて、ゲストにも喜ばれること間違いなしです。
また、手作りすることで、世界に一つだけのオリジナルデザートを作ることができます。
デザートの種類やデザインを工夫することで、より個性的な演出にすることもできます。
5. フォトブース
フォトブースを用意して、ゲストに自由に写真を撮ってもらうのもおすすめです。
フォトブースには、様々な小道具や装飾を用意することで、より楽しい雰囲気になります。 また、フォトブースで撮影した写真は、後日アルバムなどにまとめることもできます。
これらの演出は、赤口の日でも安心して行えるだけでなく、ゲストにも喜んでもらえること間違いなしです。 ぜひ参考にしてみてください。
その他
この他、ケーキカットやキャンドルサービス以外の演出を考える際のヒントを提案します。
- 演出を選ぶ際には、新郎新婦の希望や結婚式全体の雰囲気に合ったものを選ぶことが大切です。
- 演出を複数組み合わせるのも良いでしょう。
- 演出の進行や時間配分を事前にしっかりと計画しておくことが大切です。
赤口の日に結婚式を挙げる場合でも、工夫次第で素敵な演出をすることができます。
ぜひ、自分たちだけのオリジナル演出を考えてみてください。
赤口の日に結婚するメリット
ここでは、赤口の日に結婚するメリットを考えてみましょう。
上述したように、赤口は六曜の中でも縁起が悪い日とされ、結婚式には向かないと一般的に言われています。
しかし、メリットもいくつかあります。
1. 予約が取りやすい
大安や友引と比べて、赤口は結婚式場の予約が取りやすい傾向があります。
特に、人気のある式場や時期であれば、希望の日程に予約が取れなかった場合でも、赤口であれば候補の一つとして検討しやすくなります。
2. ゆっくりと準備できる
人気日と比べて予約が取りやすいことから、時間に余裕を持って準備を進めることができます。
衣装選びや招待状の準備など、焦らずに行うことができます。
3. 費用を抑えられる
結婚式場や衣装など、赤口の日には割引を用意しているところもあります。
費用を抑えたいカップルにとっては、魅力的なポイントと言えるでしょう。
4. ゲストの都合が合わせやすい
週末の大安や友引は、他の結婚式やイベントと重なりやすいことから、ゲストの都合が合わせにくい場合があります。
赤口であれば、比較的ゲストの予定が空いている可能性が高いため、多くの出席を期待することができます。
5. 午の刻(午前11時~午後1時頃)は吉
赤口の中でも、午の刻(午前11時~午後1時頃)は吉とされています。
挙式や披露宴のメインとなる部分をこの時間帯に行うことで、縁起を良くすることができます。
その他
六曜はあくまでも迷信であり、科学的な根拠はありません。
大切なのは、自分たちが納得して結婚式の日を決めることです。周りの意見も聞きつつ、二人にとって最高の日に結婚式を挙げましょう。
赤口の日に結婚式を挙げる際には、上記のようなメリットとデメリットを理解した上で、自分たちにとって最適な判断をすることが大切です。
赤口の日に結婚式や入籍した芸能人
赤口の日に結婚した芸能人は、以下のカップルがいます。
- 川島明(お笑い芸人、麒麟)
- 松田丈志(元競泳選手)
- チェリー吉武(お笑い芸人)と白鳥久美子(お笑い芸人、たんぽぽ)
- 近藤久美子(お笑い芸人、ニッチェ)
- 山本博(お笑い芸人、ロバート)
赤口の日に結婚した芸能人は、120組以上いるそうです。
もちろん、赤口の日に結婚されて、その後も夫婦円満でお仕事も順調というカップルも多くいます。
特に麒麟の川島明さんは、2015年9月29日の赤口の日に結婚されましたが、ご存知の通りドラマやテレビで活躍されお子さんにも恵まれています。
実は、川島さんが結婚された日は、赤口でありながら「天赦日」と「一粒万倍日」という吉日だったのです。
このように、赤口の日に結婚したから「離婚する」とか「不幸になる」ということは一概には言えません。
まとめ
【【赤口結婚式】幸せの秘訣は時間帯?芸能人も実践する㊙︎タイミングとは?】をまとめました。
赤口はスピリチュアルな意味を理解することで、結婚式を挙げるのに適した日となります。
午前中の早い時間帯に明るい色の服装でお祓いや厄除けを行い、感謝の気持ちを持って結婚式を挙げれば、幸せな結婚生活を送ることができるでしょう。
大切なのは、二人で協力して結婚式を準備し、互いを尊重し、愛し合う気持ちを持つことです。
赤口という特別な日に結婚式を挙げることで、二人だけの特別な思い出を作ることができます。