家計に重くのしかかる電気料金。夏はエアコンの電気代を抑えたいけどエアコンの節電で一番効果があるおすすめ方法は何?つけっぱなしがいい?電気料金はどこまで節約できるのかも調査!!
電気代がやばい!
暑いっ!
2022年の梅雨明けが各地ともこれまでで最も早くなり、日本列島では猛暑がすでに襲っています。
当然、エアコンの稼働時間も長くなるので電気代が心配になります。
資源エネルギー庁の調査では、夏の日中(14時ごろ)の一般家庭における電力消費はエアコンが最大で約6割(58%)を占めているそうです。
そうなんですよね。
しかも、政府からは電力需給がひっ迫する恐れがあるとして「節電してくれ〜」と呼びかけられ「どうする今夏!?」となっています。
このままでは「電力需給ひっ迫警報」が発令され停電になる日も近いかも。
電気料金の値上げが予定されているのは4社で、使用料が平均的な家庭では、東京電力が306円上がって8,871円、北海道電力が299円上がって8,763円、中部電力が260円上がって8,516円、九州電力が18円上がって7,271円となります。
でも、エアコンの節電対策って実際のところ何をすれば一番効果があるのでしょうね?
そこで、今回はエアコンの節電について調査してみました!!
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エアコンの節電方法で1番のおすすめは?
エアコンの節電方法はニュースや新聞、テレビなどでも色々と紹介されているので、「わかってるよ〜」という方も多いでしょう。
でも、どれが1番効果があるのでしょう?
また、エアコンは「つけっぱなしがいい」といった意見がSNSでたびたび話題になりますが、これって本当なの?
などなど解決していきましょう。
フィルターの掃除は必須!
電気代の節約:約5%〜10%
なにはともあれ、エアコンのフィルター掃除しようぜ
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) June 22, 2022
上記のツイートは大手電機メーカーのSHARPさんのTwitterです。
エアコンのフィルターを掃除するだけで節電になるというのです。
「エアコンクリーニングーは業者に頼んで年に1回はやってるよ」というご家庭も多いと思いますが、SHARPさんがいうには2週間に1度はフィルター掃除をした方がいいのだとか。
フィルターに埃などが詰まると冷暖房の効率が低下して余分に電気を消費してしまうそうです。
それだけでなんと電気代が約5〜10%も無駄になるというのです!
朝から暑い休日なのでフィルター掃除まじでこれ → 夏のエアコン、じつは「これをやるだけ」で節電に… シャープ公式が呼びかけ https://t.co/sj4sKv0Iv8
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) June 24, 2022
ご自宅のエアコンの説明書をよく読んで、フィルターの掃除をこまめにするといいですね。
もし、黒カビが発生していたり、カビ臭いなどの症状がある場合はエアコンクリーニングをしましょう!
エアコンの掃除方法
エアコンの掃除はしたことがない、という人も多いようです。
SHARPさんがいうには、大体どこのエアコンも同じような掃除方法だとか。
【エアコンフィルターの掃除方法】
前面のパネルをぱかっと開ける→フィルターを取る→掃除機で埃を吸う→水洗い→陰干し→フィルターつける
だいたいどこのエアコンも、前面のパネルをぱかっと開ける→フィルターを取る→掃除機で埃を吸う→水洗い→陰干し→フィルターつける、でOKです。やったことない人はこれだけでそうとう電気代が下がるはず。
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) June 24, 2022
室外機の周りに物を置かない!
室外機の吹き出し口のそばに物を置いて塞いでしまうと、冷暖房の効率が低下して電気代が無駄になるそうです。
室外機の周りは整理整頓をしておくのがいいですね。
温度設定はなん℃がおすすめ?
電気代の節約:約10%
電気代節約でよく言われるのが温度設定です。
冷房時は1℃高にすると約10%の電気代が節約できるそうです。
政府からのお願い設定温度は28℃ですね。
我が家では温度をいつもの夏より1℃高くして、風量を大きくしてみました。
すると、、、涼しい!
これは大発見です。
風向き設定をしよう!
冷たい空気は下に集まるので、冷房の時は風向きを斜め上にすると、部屋全体に冷たい空気が行き渡ります。
扇風機を併用するのもおすすめです!
窓からの熱を遮断しよう!
電気代の節約:約5%
窓からの直射日光を、カーテンやブラインドで遮断すると約5%の省エネ効果があります!
ただし、外出先から帰ったらまずはお部屋の温度を外に逃しましょう!
部屋が暑いままエアコンを稼働させると、部屋の温度が下がるのに時間がかかってしまい、無駄な電力を消費してしまいます。
エアコンはつけっぱなしがいい?
SNSでよく話題になるのが「エアコンはつけっぱなしの方が電気代がかからない」というもの。
実はこれ、正解のようで正解ではないんですね。
エアコンは電源を入れて部屋を冷やし始める時に、一番多くの電力を使用します。
なので頻繁に電源を入れたり切ったりすると、つけっぱなしにしている場合よりもかえって節電にならないことがあるのです。
「買い物に行くから」と30分だけエアコンを切り、帰宅してまた稼働させると節電にはなりません。
もっと長い時間部屋を開ける時にはエアコンは消したほうが節電になるそうです。
「30分程度部屋を出る際などにいちいち電源を切らず常時つけておくのは有効ですが、長く家を空けるときは電源をオフに、タイマーもうまく活用して必要な時間だけエアコンを利用してください」
引用元:パナソニック公式サイトより抜粋
コンセントは抜く方がいい?
待機電力を気にしてエアコンのコンセントもこまめに抜いたほうがいいと考える人も多いかも。
しかし、これはほぼ節電にはなりません。
最近の家電は省エネ性能が向上していて、エアコンの待機電力は0.1 W前後になっています。
年間にすると2~6円程度。
コンセントを抜いても年間数円の節電にしかなりません。
しかもエアコンのコンセントは上の方についていることも多いので、危険なこともあります。
なのでエアコンのコンセントはいちいち抜く必要はありませんね。
おすすめのエアコン!
では、最後におすすめのエアコンをご紹介しましょう!
まとめ
【エアコン節電で1番のおすすめ方法は何?電気料金の節約はどこまでできる?】をまとめました。
エアコンはフィルターの掃除をこまめにすることで節電することができます。
また、つけっぱなしがいいというのは「短時間なら」という事でしたね。
今年の夏も上手にエアコンを利用して「節電」「熱中症対策」と乗り切りましょう!