突然の停電で困るのがスマホの充電。災害時のスマホの充電に乾電池式の充電器が見直されています。その理由とは何なのでしょう?100均やコンビニと、おすすめ乾電池式スマホ充電器をご紹介。スマホ充電器は防災グッズとして持ち歩くのもおすすめです!
停電して困るスマホの充電
近年は台風や地震など、大きな自然災害時に「停電」は付き物です。
また、電力需給バランスの悪化による「ブラックアウト」の可能性も囁かれていますし、電線が切れたり、電柱が倒れたり、はたまた発電所に異常が発生したりと原因は様々です。
「停電」はいつ発生しても、どこで発生してもおかしくありません。
部屋の照明がつかない。
TV、エアコンなどの電気製品のスイッチが入らない。
そして、コンセントが使えない。
当然ですがそんな状態が「停電」です。
もちろんスマホの充電もできなくなります。
今の時代、スマホは災害時の外部情報収集はもちろん、家族や友人の安否確認にも必須です。
しかし、過去の災害では「停電」により多くのスマホが電池切れになり、困った人が続出しました。
いくつかの避難所では充電場所が特設されたほどです。
しかし、その充電場所も順番待ちでなかなか充電できない、時間が決まっていて満充電はできない、などの状態で「スマホの電池切れ」は大きな課題になったのです。
停電時スマホの充電はどうする?
上記の理由からも台風や大雪、地震などの災害による停電時の充電は「電池式」をおすすめします。
日頃使いとは別に、防災グッズのひとつとして用意しておくといいですね。
停電時の充電方法は2通り
家のコンセントが使えない、そのような状態でスマホに充電する方法は今のところ2通りしかありません。
1つは専用のモバイルバッテリー(PC含む)、そしてもう1つが乾電池からの方法です。
モバイルバッテリー
充電式のモバイルバッテリーの場合、本体に充電された電力を使い切ってしまうと、当然ながらそれ以上はスマホを充電できません。
乾電池式
もうひとつの充電方法は乾電池からのものです。
以前の折り畳み携帯電話時代に使っていた方は、モバイルバッテリーは「乾電池式」一択でした。
その「乾電池式充電」はスマホの時代になっても生きています。
乾電池は、お店で売っている限り、あるいは数多く備蓄している限りいくらでも手に入れることができる”無尽蔵の電源”で、コネクタに接続するだけでスマホの充電が可能です。
また、充電器だけならモバイルバッテリーよりも軽量で、カバンに潜ませておくことも可能です。
通常のモバイルバッテリーの重さは100g〜200gなのに対し、乾電池式の重さは乾電池も含めて70gくらいです。
災害はいつどこで見舞われるか分かりません。
電池は懐中電灯、リモコン、など他の器具にも使用されているので、使いまわすことも可能です。
電池さえ入手できればスマホを充電できる「電池式充電器」を普段からカバンに持ち歩くのをおすすめします。
いざという時に「安否確認」「情報収集」ができるだけで、大きな違いが生まれると思われます。
乾電池式充電器のデメリット
しかし、乾電池式充電器にもデメリットはあります。
バッテリー容量が乾電池の湯量より大きいので、モバイルバッテリーのようにフル充電は難しいです。
iPhoneでは0%から29%くらいまで、Androidでは0%から14%くらいまでの充電になるそうです。
もちろん、乾電池を替えて充電すればそれなりに充電はしますが、あくまでも災害などの「停電時」に利用すると考えておくのがいいでしょう。
100円均やコンビニにもある乾電池式充電器
スマホの充電器は一般に安くない値段ですが、乾電池式の充電器は100円均一ショップやコンビニでも売られています。
セリア
こちらは100均ショップの「セリア」で見つけた「USB charger」です!
価格は110円(税込)!!
この値段で、アルカリ乾電池もニッケル水素電池も使用できるのが嬉しいですね。
別途、単3電池2本とUSB充電ケーブルが必要ですが、それらも110円(税込)で販売されているので、全部揃えても低価格に抑えられます。
ゲーム機やMP3プレーヤー用でスマホを充電できないタイプもあるので、購入する際は自身のスマホに対応するのか?など確認してから購入しましょう。
Can☆Do
「Can☆Dod」では550円(税込)で販売されていました!
100円均一ショップではセリアの他、ダイソーやレモンなどでも電池式スマホ充電器は販売されています。
是非、一度近隣の100均で乾電池式スマホ充電器を見て見てくださいね!
コンビニ
その反面、コンビニの充電器は少し割高になります。
コンビニでは「欲しい時に」「すぐに入手できる」という便利性を考えると、割高なのは仕方ないのかもしれません。
セブンイレブンではアップル社のアクセサリーコーナーもあり、コンビニ各社の中では品揃えもいいと評判です。
おすすめ電池式充電器
100均ショップの商品はお手頃価格でいいのですが、安すぎて「大丈夫?」「心許ない」という声もあります。
そこで、ここからはおすすめ乾電池式充電器をご紹介します!
■電池でGO!!
こちらの「電池でGO!!USBタイプ」はアルカリ電池4本あればスマートフォンを充電できます。
緊急時にアルカリ電池4本あればさっと充電でき、電池を交換して繰り返し充電可能!。
また、こちらの製品に関しては超タフLightningケーブルがが付属しているのがいいですね。
■USB入出力付急速充電器 BQ-CC87L
こちらはPanasonicの商品で、単3形充電池だけでなく、単3形乾電池でもスマートフォンへの充電ができ、LEDライトの使用が可能という優れものです。
■1.5A type‐c micro
こちらはスマートホンから、ゲーム機、パソコンにも充電可能。
乾電池も充電池も使用可能な災害時に強い見方です!
■nipper(ニッパー)
こちらの「nipper(ニッパー)」は単三電池だけ入手できればOK!!
電池の両電極をつないで充電するという商品で、単三電池があればスマホ充電ができてしまうキーアクセサリーです。
出力用端子はmicro USBですが、手持ちのLightning変換コネクタを使えばiPhoneも充電可能。
とにかく小さく本体重量はたったの11g。
普段はキーアクセサリーとして持ち歩けるので緊急時用としておすすめです!
手動式スマホ充電器:ダイナモチャージングラジオライト
こちらは手動式発電機です。
懐中電灯とラジオも聞ける機能付き!
手動発電なので、停電が続くような状況でも電源の心配がいらず、非常時に役立ちます。
もちろん、USBポートからスマホなどへの充電も可能です。
(iPhoneもOK!※iPhoneは純正ケーブル使用にて対応。商品には付属していません)
■20000mAh大容量ソーラーチャージャーモバイルバッテリー
こちらは20000mAhの大容量ソーラーモバイルバッテリーで、折り畳めるソーラーパネル4枚を搭載。
大容量で高い変換効率、太陽光のエネルギーを電力に変換します。
電池も働力も要りません。
しかもスマホ2台を同時充電できます。
まとめ
【100均】停電時スマホ充電器は乾電池式がいい!コンビニやおすすめ商品はこれ!】をまとめました。
地震などの大きな災害時にスマホは「安否確認」や「外部の情報収集」に大事なツールになります。
停電に備えて、停電時でも充電できる「電池式スマホ充電器」など電気を使わずに充電できる充電器を用意しておきましょう!
普段遣いのモバイルバッテリーとは別に、大切な防災部グッズのひとつです。
「知っとく防災のすべて」でした。