2021年の台風3号チョーイワンは熱帯低気圧から温帯低気圧に変化して、日本列島に影響を及ぼす予想になっています。関東が大雨になるのはいつなのでしょう?また、雨の量や風速などについての予想は?
台風3号2021の現在
画像引用元:ウェザーニュース
台風3号の進路がほぼ直角に変わって、日本列島に向かってくる予想になっています。
台風は自分で動く事はできません。
なのでこの台風3号の動きは、上空の偏西風が強く吹いていて、それによって日本に向かってくる様相になるのです。
日本に向かってくる間に、海上の暖かく湿った空気をたくさん巻き上げて発達して台風の勢力が強くなるのです。
今回の台風3号は勢力が弱かったので、5日午後9時には那覇市の北で温帯低気圧に変わる見込みとのこと。
情報によって台風3号は
・「熱帯低気圧」に変わる
・「温帯低気圧」に変わる
と違いがあるのですが、これが微妙なところなんです。
おそらく台風3号は熱帯低気圧になった途端に、前線を伴う温帯低気圧に変化するものと思われます。
台風3号CHOI-WAN(チョーイワン)は現在、バシー海峡付近にあります。
- 中心位置:北緯21度50分 東経121度05分
- 進行方向:東北東
- 速さ:30km/h
- 中心気圧:1002hPa
- 最大風速:18m/s
- 最大瞬間風速:25m/s
- 強風域(15m/s以上):南西側165km・北東側110km
5日には沖縄那覇市の北で温帯低気圧に変わる予想です。
温帯低気圧でも厳重注意
いえいえ、まだ安心しちゃダメです!
台風と熱帯低気圧との違いは、中心付近の「風の強さ」なので、中心付近の風は弱くなっていても、大雨のもとになる「暖かく湿った空気」、変わりはありません!
勢力が弱く温帯低気圧になったと言っても元台風です。
大雨や強風、高波には注意が必要なんです。
また、台風3号が北上した影響で、湿った空気がどんどん梅雨前線に流れ込んでしまい、活動が活発化してます。
台風から温帯低気圧に変化した元台風3号は、
梅雨前線に大きく影響するのです!
画像引用元:tenki.jp
熱帯低気圧と温帯低気圧の違いいついてはこちらの記事をご覧ください。
台風3号が九州四国に大雨を降らせるのはいつ?
元台風3号の影響で関東に大雨が降るのはいつでしょう?
雨や風の動きを視覚的に捉えられるwindyを見て見ましょう!
▶︎をタップすると10日先まで時間の経過を見ることができます。
windyは
- アメリカ国立気象局
- ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)が公表する気象データ
- バーゼル大学とアメリカ海洋大気庁(NOAA)
- 国立環境予報センター( NEMS)
のデータを元に作られているので精度はかなり高いです。
九州沖縄への影響はいつ?
5日:沖縄地方で5日午後6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で120ミリ
6日:午後6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で100ミリから150ミリの見込み。
沖縄本島地方と先島諸島では、雷を伴い非常に激しい雨や激しい雨の降る恐れがあります。
米軍JTWC予想
アメリカの米軍合同台風警報センター(JTWC)が発表する台風情報を見て見ましょう。
予報期間は気象庁と同じ5日間になり、更新頻度は通常6時間です。
JTWCでは台風3号は「台風」と認識されたまま日本列島に沿うように予想されています。
まとめ
【台風3号2021|九州四国が大雨になるのはいつ?温帯低気圧でも厳重注意な理由!】
台風3号は温帯低気圧に変わっても梅雨前線に影響して、各地で大雨を降らせる可能があります。
最新の情報に注意してください。