空の高いところに現れる環天頂アークを見たことはありますか?環天頂アークとはどんな現象なのでしょう?環天頂アークは幸運の兆しなのか?地震の前触れなのか?スピリチュアル的な意味も調査しました!
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環天頂アークの読み方
環天頂アークは「かんてんちょうアーク」と読みます。
それぞれの言葉の意味をみてみましょう。
- 環=輪
- 天頂=観測者の真上に当たる点
- アーク=弓が曲がっている形のこと
空の高いところに出現する、弓形の虹という意味になります。
環天頂アークとは?
環天頂アークは”逆さ虹”と呼ばれる現象です。
環天頂弧(かんてんちょうこ)、天頂環(てんちょうかん)、天頂孤(てんちょうこ)などとも呼ばれます。
その名の通り、虹のアーチとは逆の弓なりに虹が出現するとても神秘的な現象です。
今日、お迎えに行った時に見た。太陽に対して、弧が反対だったから、環天頂アークかな?? pic.twitter.com/77B8QuTLbc
— Kaori Hirai (@suesue44) October 14, 2022
とても美しい!!
太陽側が赤色。
反対側が紫色になります。
なぜこんな現象が起きるのでしょう?
出現するのは、太陽の中心から上方46度前後の空の高いところ。
太陽の光が、薄い雲を構成する氷の粒を通るときに屈折することで、弓なりの美しい虹を描き出すのです。
雲の中に六角板状の氷晶が存在し、風が弱い場合という条件が必要で、太陽高度が22度前後の時に最もはっきり現れるのだそうですよ。
そんな厳しい条件を満たすのはなかなか厳しそうですよね。
そのため、雲の塊の端の方で環天頂アークが現れても、一瞬で消えてしまうこともあります。
下記のTwitterに投稿された動画を見ると、太陽と雲の動きとともに虹が動いている様子がわかります。
2回目
この前に大慌てでiPhoneでTime Lapseを撮りましたがちょっと失敗しました😅
その後の動画です
ちょっと単調かな#環天頂アーク #halo_jp pic.twitter.com/xrz9fC8zqd— みなみ🐬✨💐 (@Minami0206S) October 14, 2022
こんな神秘的な環天頂アークを、もし、見ることができたらとても幸運だと言えるでしょう!
環天頂アークは地震の前触れ?
環天頂アークが現れるのは「地震の前触れ」だという噂もあるようです。
地震雲という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
その雲が現れると、数日後に大地震が起きると言われる雲です。
しかし、現在のところ「雲」と「地震」の関係を証明するものは無いそうです。
地震が起きる前に『環天頂アークを見た』という話もあるようですが、私が調べた限りでは環天頂アークと地震の関係を証明できるものはありませんでした。
それでも人間は全てを把握しているわけではありません。
何年か先、何十年か先に「雲と地震の関係」が科学的に明らかにされる日もあるかもしれませんね。
環天頂アークのスピリチュアル的意味は幸運?
環天頂アークのスピリチュアル的意味は、やはり『幸運』です。
基本、虹は「幸せの象徴」として考えられており「幸せがやってくる前触れ」とされています。
逆さ虹だから、幸せが逃げてしまうのでは?と思われるかもしれませんが、上記で述べたように「環天頂アーク」が現れるのは多くの条件が揃わなくてはいけません。
それだけ条件が揃うのは幸運なこと、ましてや一瞬で消えてしまう「環天頂アーク」を守られたことだけでも「幸運なこと」では無いでしょうか。
清々しい空に美しい「環天頂アーク」を見たことで、気分も高揚し気持ちも安定します。
それにより吉兆を自身で呼び寄せることができるのです。
環天頂アークを見られたことはとてもラッキーな出来事なのです。
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まとめ
【環天頂アークとは?読み方は?スピリチュアル的に幸運の兆しか地震の前触れか?】
環天頂アークは「かんてんちょうアーク」と読みます。
逆さ虹とも呼ばれ、色々な条件が揃った時に現れる現象でした。
地震の前触れだと証明できるものはなく、「幸運」「幸運の兆し」と捉える方がスピリチュアル的には腑に落ちます。