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熱中症対策

熱中症対策|マスク着用時の注意点と外すタイミング!子供は特にリスクが高い?

マスクを着用していると熱中症になる確率が高くなると言われています。マスクを着用している時の注意点と外すタイミングは?子供は特にリスクが高くなるとの情報もあります!夏だけでなくマスク着用時の熱中症対策について!

熱中症とは?

熱中症ってなに?

夏になると「熱中症」という言葉をよく聞きますが、そもそも熱中症とはどんな症状なのでしょう?

まずは「熱中症」について少々、お話ししましょう。

熱中症は特に暑い時期に起きる「体調異常の総称」になります。

熱中症とは、温度や湿度が高い中で、体内の水分や塩分(ナトリウム等)のバランスが崩れる、体内の体温調節機能が破綻するなどして発症する障害の総称であり、めまい、体のだるさ、ひどい場合にはけいれんや意識の異常など、様々な症状が見られ、命を落とすおそれのある病態である。

ー総務省消防庁HPより抜粋ー

総務省消防庁ではこのように定義されています。

私の子供の頃は「日射病」や「熱けいれん」「熱射病」なんて言われていました。

昔は気温も今ほど高温になることもなかったのですが、現在は気温35度超える’猛暑日’も多くなっています。

日本のあちこちで「熱中症」になる人が多くなり、同時に命を落とす方も増えるという事態になっています。

 

総務省消防庁発行「消防の動き2018年11月号」より

厚生労働省調査では熱中症で命を落とされた方は平成7年(1995年)に318名だったものが平成30年(2018年)に1581名とおよそ5倍になっています。

また、熱中症になる年代やその原因にも違いもあるようです。

年代別 熱中症の原因 熱中症の種類
10代 スポーツ 労働性熱中症
40代 肉体労働
60代以降 家の中 非労働性熱中症

 

熱中症の初期症状は

  • 発熱
  • 倦怠感
  • 頭痛
  • 味覚障害
  • こむら返り

などです。

現在、蔓延しているウイルスの症状にも酷似していますね。

「労作性熱中症」は短時間で急激に発症することが多いのですが、「非労作性熱中症」は数日以上かかって徐々に悪化することが多いそうです。

こうなると判断も難しいですね。

マスクが手放せなくなった2020年は、よりいっそう熱中症には気をつけたいものです!

マスクは熱中症になりやすい?

2020年は今まで以上に熱中症対策が必要です!

なぜなら屋外でも、通勤、通学、日常生活やジョギングに至るまでマスクをしている人がほとんどだからです。

マスクしてると暑くて暑くて

暑い日はマスクをしていると暑さが身に染みますよね。

私は仕事中にマスクをしているとマスクの中に汗が溜まることも。

熱中症になる危険は温度だけでなく「湿度が高い」のもその要因になります。

マスクの中はどうなっているかというと

  • 「吐く息の温度は体温とほぼ同じ」
  • 「マスクの内側は36度で湿度100%」
  • 「口の周りの温度は5度から10度ほど高くなる」

まるで「熱帯雨林」のようです。

 

マスクの中は熱中症になりやすい環境なんだ!

 

このツイートにもあるように暑い季節にマスクをしていると一番怖いのが脱水症状です。

脱水症状は熱中症に直結する症状で命の危険を伴います。

マスクをしていると口の回りが潤うことで、のどの渇きに気づきにくくなったり体温の上昇が起きると言われています。

気温が35度を超えるような暑すぎる時期は「水分補給」への注意も高くなるのですが、気を付けたいのが少し涼しくなる時期です。

気温が25度を超えてくると熱中症の「搬送患者が増えだす」というデータもあるほど。

マスクをつけていても苦にならない季節が一番危険なのかもしれません。

いずれにしても8月、9月にマスクをつけると熱中症の危険が高まるので注意したいですね。

マスクを外すタイミングは?

感染防止のためのマスクですから、本来なら常につけていることが望ましいのは言うまでもありません。

熱中症予防の観点でいうと、炎天下や冷房の効いていない空間ではむしろつけない時間を長くしたいものです。

 

マスクはどんな時に外してもいいのかな?

 

う〜ん、

この時期マスクをはずせるタイミングはそう多くは無いかもですねぇ。

しかし「人のいない場所」そして「人との距離を保てる場所」ならマスクを外しても大丈夫だと思われます。

帝京大学医学部附属病院 高度救命救急センター長の三宅康史先生がインタビューでこのように述べていました。

マスクを外すチャンスもあります。周りに人がいなければ、飛沫を人にかける、吸い込むことがないので、マスクを外しても良いと思います

マスクを外すのは「三密を避けたところ」あるいは「マスクをしている間は冷房の効いたところで過ごす」など、場所や環境を工夫することが必要ですね。

子供のマスクはリスクが高い?

体温調節機能が十分に発達していない乳幼児や、高温多湿の場所で活動する機会が多い子供がマスクを着用していると、それだけで熱中症のリスクは高まります。

また、熱中症に限らず、子供の体調変化をみるときは「顔色」や「唇の色」などで判断しますよね。

子供の体調に「あれ?なんか変だな」と気づくのはやはり顔(唇)です。

マスクをしていると唇が隠れてしまうので、体調の変化に気づくのが遅れてしまう場合もあるかもしれません。

なので「子供のマスクの中(内側)を時々覗くようにすべきだ」という意見もありました。

特に乳幼児は自分で訴えることができません。

  • 唇が乾いていないか
  • おしっこの色が濃くなっていないか
  • 回数が減っていないか
  • 汗の量もいつもより少なくなっていないか
  • 熱が出ていないか

などのポイントをしっかり抑えるようにしましょう!

もちろん、ソーシャルディスタンスを保てない場合や、人混みの中にいく場合はマスクも必要だと思いますが「熱中症」のリスクも高くなることを知っておくことが大事ですね。

参考元:マイナビニュース

夏のマスクの選び方!

現在、マスクの種類も多種多様です。

不織布・ガーゼ・ポリウレタン、さらには夏に向けて冷感素材マスクも多くのメーカーやブランドが発売しています。

これらを上手に使い分けるといいかもしれません。

場所や環境によってマスクの種類を変えるのも「熱中症」を回避手段になります。

着用するマスクが何を「カット」するのかも確認しておきましょう!

全国マスク工業会の「表示・広告自主基準」に則って表示内容が統一されています。

商品の「対象項目」において「風邪・花粉・ホコリ等」の表示を確認し、「風邪」が含まれていればウイルス用としても使用できそうです。

全国マスク工業会のマークには偽物もあるので、注意してくださいね。

まとめ

【熱中症対策|マスク着用時の注意点と外すタイミング!子供は特にリスクが高い?】についてまとめました。

参考元:Yahoo ニュース

参考元:東京新聞Web

マスクが手放せない日々が続きますが、熱中症にも充分注意して過ごしたいものです。

「知っとく!防災のすべて」でした。