2020年台風9号(メイサーク)が発生し非常に強い勢力に発達する見込みです。台風9号の最新進路予想は?米軍、ヨーロッパ、Wendyなどの各国気象最新情報!沖縄地方・九州地方に接近するのはいつ!?
追記:9月2日台風9号の九州に最接近!
台風9号メイサークは9月2日21時現在 長崎県の西方にあり九州(長崎県)に最接近中とのことです。
【台風9号】
9月2日(水)21時現在、大型で非常に強い台風9号(メイサーク)は長崎県に最接近し、五島列島の福江空港で最大瞬間風速44.8m/sを観測しました。明け方にかけ暴風に厳重警戒してください。
明日は台風が離れるものの、西日本や東海で大雨となるおそれがあります。https://t.co/lbSce21qfd pic.twitter.com/KtLlytv4cj— ウェザーニュース (@wni_jp) September 2, 2020
幸いにして上陸は免れそうですが、台風に吹き込む南寄りの風にのって湿った空気が運ばれるため、九州地方のみならず西日本や東海地方にお住まいの方たちは強い風や大雨への警戒が必要とのことです。
追記:9月1日台風9号:九州に接近
大型で非常に強い勢力の台風9号は、中心付近の最大瞬間風速が70m/sまで発達しています!
大型で非常に強い勢力の台風9号は、中心付近の最大瞬間風速が70m/sと発達のピークを迎えました。台風の中心は離れるものの沖縄は午後にかけて長時間の暴風に警戒が必要です。明日2日(水)には九州でも影響が出てくるため早めの対策を。https://t.co/30hoiqd0lz pic.twitter.com/GTGc1ydeIq
— ウェザーニュース (@wni_jp) September 1, 2020
「最大瞬間風速が70m/s」とは瞬間風速の最大値のことです。時速に換算すると250km/h!!
【気象庁の風力階級】
- 風速17.2~20.7m/s:人は風に向かって歩けなくなる
- 風速24.5~28.4m/s:根こそぎ倒れる木が出る
- 風速10m/s:樹木が激しく揺れ流・電線などがびゅうびゅうと鳴る・雨傘が壊される
- 風速15m/s:取り付けの悪い看板が飛ぶことがある。
- 風速20m/s:子どもは飛ばされそうになる。
- 風速25m/s:屋根瓦が飛ばされる・樹木が折れる・煙突が倒れる。
- 風速30m/s:雨戸まだは屋根が飛ばされることがある・しっかりしていない家が倒れる。電柱が倒れることがある。
- 風速35m/s:自動車や列車の客車が倒れることがある。
- 風速40m/s:身体を45度に傾けないと倒れる。小石が飛ぶ。
- 風速50m/s:たいていの木造家屋が倒れる。樹木は根こそぎになる。
- 風速60m/s:鉄塔が曲がることがある。
- 風速70m/s:
開眼しながら沖縄本島付近を通過していった台風9号
久米島空港では最大風速40.7メートルという猛烈な風を観測しました。恐ろしい…。 pic.twitter.com/A8ylw5uM1H
— 小杉浩史(気象予報士) (@Hirofumi_Kosugi) September 1, 2020
こんなツイートを発見しました。
⛑非常用バッグに入れておく物🎒
赤ちゃんのいるご家庭用の防災グッズのリストです。
大雨特別警報が出ている地域もありますね…誰かのお役に立ちますように…! pic.twitter.com/ba6ev9gb4v— ママリ公式🎐🌞 🍉 (@mamari_official) July 6, 2020
今日は #防災の日 ⛑今いちど
・緊急時の手荷物に入れる物
・避難のタイミング
を確認してみてください📝 @oshietedoctor さんの2枚目が特にわかりやすかったです。また、台風9号の影響を受ける地域の方、十分にお気をつけください…! pic.twitter.com/fDAo55ZBJP
— ママリ公式🎐🌞 🍉 (@mamari_official) September 1, 2020
このような情報は嬉しいですね!
赤ちゃんがいるご家庭では避難するのも大変だと思いますが、早め早めの避難をお勧めします。
追記:8月31日台風9号メイサーク
台風9号メイサークは『非常に強い勢力』で明日31日(月)夜から9月1日(火)の未明にかけて暴風域を伴って沖縄沖縄地方に接近する見込みです!
【台風情報】8月30日(日)9時現在
強い台風9号(メイサーク)は、今日の午後には「非常に強い」勢力になる見込みです。明日31日(月)夜から9月1日(火)の未明にかけて暴風域を伴って沖縄に最接近する可能性が高まっており、沖縄では大規模な台風災害の発生に警戒が必要です。https://t.co/F9tfN4MuW8 pic.twitter.com/x78ACtG0uQ— ウェザーニュース (@wni_jp) August 30, 2020
台風9号は30°Cという海面水温の高いところを通って来るので、勢力を強めながら沖縄地方にやってきます。
ヘクトパスカル(hPa)は数値が小さいほど勢力が強くなります。
2019年に関東に上陸して甚大な被害を与えた台風15号は955 hPaだったので、それよりも強い勢力だということですね!
日本気象庁の発表によると『最大瞬間風速50m/sで沖縄に接近する見込み』とあり、家屋が飛ばされる恐れもあります。
沖縄の皆様にお願いです,今回の台風はいつもと違うと考えて本気で備えてください.台風9号は非常に強い勢力で31日~9月1日に最大瞬間風速70m/s(時速252km)で沖縄に接近.電柱が倒れ建物の一部が飛散するおそれのある暴風となり,屋外は極めて危険な状況になります.いまのうちに必ず備えの確認を! pic.twitter.com/AFTDqdjc2I
— 荒木健太郎 (@arakencloud) August 30, 2020
最大瞬間風速50m/sとはどれくらいなのでしょう?
- 木が倒れる
- 電柱や街灯、ブロック塀が倒壊する
- トラックが横転する
沖縄地方の方は台風に慣れているかもと思うのですが、過去の台風より一層の注意が必要だと思われます。
また、予報円を見ると、最悪の場合は九州北部接近・上陸する恐れもあり、台風の危険半円と呼ばれる進行方向右側に入るおそれがあります。
今後の台風9号の動きには注意してください。
【予想される最大風速(最大瞬間風速)】
■31日(月)
沖縄地方 35メートル(50メートル)
奄美地方 23メートル(35メートル)
■9月1日(火)
沖縄地方:40から50メートル(55から70メートル)
奄美地方:25から29メートル(35から45メートル)
【予想される波の高さ】
■31日(月)
沖縄地方:13メートル
奄美地方:10メートル
■9月1日(火)
沖縄地方 13メートル
奄美地方 10メートル
では各国の予報をみてみましょう。
米軍合同台風警戒センター(JTWC)
引用元:JTWC
アメリカ海洋大気庁(NOAA)
アメリカ海洋大気庁(NOAA)は日本でいう気象庁のようなものです。
引用元:NOAA
ヨーロッパ中期予報センター
引用元:ヨーロッパ中期予報センター
台風9号に備えよう!
台風9号メイサークは非常に強い勢力で接近します。
しかも現在の速度は10km/hと遅く、そのため長い間暴風雨に見舞われる恐れがあります。
接近前に早めの備をしておくことをお勧めします!
あるいは家の中に片しておくことをお勧めします!
側溝や排水口は掃除をして水はけを良くしておくといいかもしれませんね。
窓ガラスもテープを貼ったり強度を強くしておくと良いと思います。
【ここから下↓は台風9号メイサークが発生した頃の情報になります】
台風9号MAYSAK(メイサーク)
フィリピンの東海上で発達した熱帯低気圧が台風9号(メイサーク)になりました。
今後の台風の進路が気になります。
では、現在の台風9号をみてみましょう!
【台風9号】28日(金)午後9時現在
- 中心気圧:996ヘクトパスカル
- 中心付近:最大風速は20メートル
- 最大瞬間風速:30メートル
現在はほとんど停滞しているという台風9号。
台風9号がいる海域は現在、海水温が30°C以上あり、勢力を強めるのに充分すぎるくらいのエネルギーが蓄えられます。
引用元:ウェザーニュース
現在、太平洋では台風が発達しやすい環境になっています。
- 赤:29°C
- ピンク:30°C
- 赤紫:31°C
暖かい海から供給される大量の水蒸気が上昇し、空気が渦を巻きできるのが熱帯低気圧です。
この熱帯低気圧が最大風速17.2m/sを超えると台風となるのですが、そんな場所で停滞している台風9号がとても不気味ですね。
今後は非常に強い勢力で沖縄に接近する可能性があり、その後、東シナ海で進路を北東に変えて九州などに近づく可能性もあるので最新情報に注意しましょう!
【台風発生】
8月28日(金)15時、フィリピンの東で発達中の熱帯低気圧が台風9号(メイサーク)になりました。
発達して週明けに「非常に強い」勢力で沖縄に接近する見通しです。また、東シナ海で進路を北東に変える可能性があるため、今後の情報に注意してください。https://t.co/1NJtfwhcRX pic.twitter.com/qS7DYzR5F9— ウェザーニュース (@wni_jp) August 28, 2020
各国の気象予報
台風9号の世界各国の予報は、どの国の予報も同じような進路を辿ると予想しています。
気象庁の台風進路の予報円はまだ大きいのですが、東シナ海で進路を北東に変えると九州にかなり接近、上陸の恐れもあります。
米軍合同台風警戒センター(JTWC)
米軍合同台風警戒センター(JTWC)をみてみましょう!
JTWCはアメリカ・ハワイ州にあるアメリカ国防総省の機関で、アメリカ軍のためのものですが、一般の人もアクセスすることが出来ます。
引用元:JTWC
図の見方はこんな感じです↓。
【図の見方】
- 黄色丸(24時間以内の発達は考えずらい)
- オレンジ丸(発達しても24時間以上かかる)
- 赤丸(24時間以内に発達します)
- 赤矢印(熱帯低気圧・台風)
- 水色丸は熱帯低気圧と温帯低気圧の中間的な性質
赤い矢印が台風9号です。
周りには大きな雲の塊があることが分かりますね。
アメリカ海洋大気庁(NOAA)
アメリカ海洋大気庁は、アメリカ合衆国商務省の機関の一つです。
海洋と大気に関する調査および研究を専門とする機関で、日本で言えば気象庁のようなものです。
では台風9号の考察。
計算値は安定してるのであまりブレないで概ねこのコースで行くのではないでしょうか。沖縄はほぼ直撃、九州北西部は影響出そうですね。#GPV #GFS #NOAA #台風9号 pic.twitter.com/Sx9Hbh50Sl
— きゃっと (@wildcatnexus) August 28, 2020
「NOAA」でもやはり沖縄は直撃予想で、九州北西部は影響が出そうです。
ヨーロッパ中期予報(ECMWF)
ヨーロッパ中期予報(ECMWF)をみてみましょう。
9月1日には九州北西部にかなり接近しています。
しかも緑が濃い!!
- 黄色の部分が15~20m/s
- 黄緑が20~25m/s
- 黄緑よりも濃い緑の部分が暴風域の目安となります。
このようにECMWFは等圧線の表示で台風の位置を把握できて、カラーで風速が表現されているので分かりやすいですね。
JTWCもECMWFも協定世界時なので、日本時間で見るには9時間進めた時間で見てくださいね。
Windy
では、ECMWFをモデルにしたWindyをみてみましょう!
引用元:Windy.com
Windyは、最近人気の気象予報サイトです。
風の動きだけでなく、雲の動きや波などが可視化できるので分かりやすく、見ていても飽きません。
天気予報を視覚的に捉えられることができるツールで、パイロットや政府機関でも利用されているそうです。
もちろん進路予想図は頻繁に変化しますが、Windyは自動更新機能付きなので常に最新の情報が確認できるのも嬉しいですね。
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▶︎印をクリックすると時間の経過が分かるので、台風9号の動きが見ることができます。
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それによると、やはり31日(月)から9月1日(月)にかけて九州にかなり接近する予想になっています。
しかも、日本列島の下には別の熱帯低気圧(台風)らしき風の流れも確認できますよっ!!
まだ台風10号の情報はありませんが、こちらも分かり次第お知らせします!
2020年は観測依頼初めて7月に台風が発生しませんでした。
しかし、8月に入ってから次から次へと熱帯低気圧が発生していますね。
今後の気象情報には充分注意して、台風に備えておきましょう!
台風9号2020メイサークの名前の由来
2020年台風9号の名前は「メイサーク」です。
この名前はカンボジアが命名したもので、台風委員会に71番目に登録されています。
そう、意味は「木の名前」です。
そこで、メイサークとはどんな木なのか調べてみましたが、残念がら分かりませんでした。
カンボジアではよく見かける木なのかもしれませんね。
ところで、日本の台風には「台風何号」という番号と「名前」の二つがありますが、何故なのでしょう?
気になる方はこちらの記事をご覧ください!
台風9号(メイサーク)の暴風対策は?
台風9号(メイサーク)は8月31日現在、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートルと非常に強い勢力になっています。
台風による被害のは、風で飛んできた「物」が窓ガラスに当たって割れる暴風被害も毎年多くあります。
台風対策の重要なひとつ「窓ガラス」についてはこちらの記事も見て見てください!
まとめ
【台風9号2020メイサーク最新進路予想!米軍・ヨーロッパ予報の九州接近はいつ?】をまとめました。
最新の情報は更新していきます!
今後の台風9号の情報に注意して、台風対策や避難などを早めにしてくださいね。
「知っとく!防災のすべて」でした。