今シーズン最強寒波が襲っています。2021年関東(東京)や大阪でも雪を降らせる「南岸低気圧」と雪予報の最新情報を見て見ましょう!連休明けに東京でも雪が降る可能性があるのでしょうか?
雪予報2021(1月12日火)
12日(火)に東京や大阪で雪予報が出ています!
〔東京23区は積雪の影響ほぼない見込み〕
関東では未明から朝にかけてと、昼前から夕方にかけて、雪や雨が降ります。
明け方は市街地でも雪となる可能性が高く、東京で初雪となるかもしれません。ウェザーニュースの予想では、都心では昼間は冷たい雨になるとみています。https://t.co/BiMufUweVA pic.twitter.com/V6lxfxn8F9— ウェザーニュース (@wni_jp) January 11, 2021
2021年1月12日、月曜日の夜遅く、九州や中国四国地方で雪の降り出す所があって山沿いでは大雪になるところも出てきそうです。
早朝は大阪周辺も雪の予想です!
また関東でも雪が予想されていますが、これは近くを通る低気圧の影響です。
低気圧に近い千葉や茨城、栃木県を中心にしっかりと雪が積もる恐れがあります。
【雪の予想】12日(火)夕方までに予想される24時間降雪量(多い所)
- 関東北部山沿い 15㎝
- 甲信 15㎝
- 関東北部平野部 7㎝
- 箱根~多摩~秩父地方 7㎝
- 関東南部平野部 5㎝
- 東京多摩北部、多摩南部 2㎝
- 東京23区 1㎝
雪に備えること
- 大雪による交通障害
- 路面の凍結
- 電線や樹木への着雪
- 車のタイヤの履き替えやタイヤチェーン
南岸低気圧とは
本州の南岸を低気圧が東へ進む予想です。普段は雪の降りにくい東日本の太平洋側に雪を降らせることがあります。
↑こんなニュースを聞いたことがあると思います。
東京や大阪に雪を降らせる「南岸低気圧」とは何なのでしょう?
では、まずウェザーニュースのTwitterを参考に「南岸低気圧」についてお話します。
三連休明けは南岸低気圧が通過する予想です。関東でも内陸部は雪になる可能性があります。東京都心は今の所、雨に雪が混じる程度と見ていますが、初雪の観測はあるかもしれません。https://t.co/ChhfVzxtSW pic.twitter.com/1OrHczVtWc
— ウェザーニュース (@wni_jp) January 8, 2021
「南岸低気圧」とはその名前の通り
日本列島の「南岸」を「低気圧」が通過する状態
のことを言います。
一般的には冬から春にかけて多く発生しますが、実際のところは1年を通じて観測されるのだそうです。
Twitter画像をみると、低気圧の中心に向かって南側から吹き込む暖かく湿った空気(暖気)と、北側から吹き込む冷たく乾いた風(寒気)がちょうど関東南岸でぶつかることが分かります。
そのため、南岸低気圧は普段は雪の降りにくい東日本の太平洋側に雪を降らせることがあるのです。
ご存知の通り、雨や雪は、暖機と寒気がぶつかったところで降ります。
もちろん上空の気温によって「雨」になるか「雪」になるかが違ってきますが、この南岸低気圧の影響で、太平洋側でも降雪する恐れがあるのです。
南岸低気圧2021最新情報
気象庁の情報です。
【日本海側の雪 除雪が困難なほどの積雪の恐れ 12日は関東の平野でも雪か】 https://t.co/BETSkkUf9u 日本海側の雪は、10日にかけて続き、特に北陸では大雪による交通への影響に厳重な警..
— tenki.jp (@tenkijp) January 8, 2021
- 1月12日(火)にかけて日本海と本州の南を低気圧が東に進む可能性!!
12日にかけて、日本海と本州の南を、それぞれ低気圧が東へ進む可能性があります。太平洋側も含めて、広く雪や雨が降るでしょう。関東の平野に雪を降らせることがある南岸低気圧になるかは、まだわかりませんが、今のところ、12日の日中を中心に関東に広く降水が予想されます。
現在のところ、南岸低気圧になるかはまだはっきりしないようですね。
ウェザーニュース
上記のウェザーニュースによると
関東で雪が降るかどうかの一つの目安である、上空1500m付近で-3℃のラインは東京都心よりは少し北側の予想です。
現在のところは、東京や横浜など関東南部の沿岸部は雨に雪が混じる程度だとか。
降雪の観測は「目視」なのだそうです。
雨に雪が混ざっても「初雪」となります。
ただ、南岸低気圧に伴う雨や雪は上空の気温以外にも降水の強さなどなどが変わってきます。
最新の情報を確認するようにしてください!
Windy
Windyをご存知でしょうか?
台風の動きなど、風の動きをみるときによく利用されるアルタイム天気予報サービスです。
自動更新されるのでとても便利です。
Windyでは風の動きだけでなく、現在では温度、湿度、気圧、雲底、海水温や波の高さまで視覚的に捉えられます。
「▶︎」マークをタップすると時間の経過をみることができるので参考にして見てください。
Windyによると11日(火)に大阪で雪が降る予報になっていますね。
ちなみにWindyは
- アメリカ国立気象局(NWS)が使用するコンピューター解析システム「Global Forecast System, GFS」
- ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)が公表する気象データ
- バーゼル大学とアメリカ海洋大気庁(NOAA)
- 国立環境予報センター(National Centers for Environmental Prediction, NCEP)が共同で設立したスイスの気象予報に関する民間企業
- メテオブルー(Meteoblue)が公表した(NOAA Environmental Modeling System, NEMS)データ
を基に制作されている凄物です!
停電に備える
2021年に入り、今シーズン最強寒波が日本列島を襲い、現在、秋田県や富山県、石川県で大規模停電が起きています。
真冬の大嵐が来た! 秋田市で停電、能代は電柱倒壊 https://t.co/Wy4TW2qVKH @YouTubeより
実家の近く映ってるけどほんと真っ暗だわ。
— masaki (@drt_masaki) January 8, 2021
冬は路面や水道管の凍結、雪崩のほか、道路での立ち往生や停電の被害も。
自宅でできる「停電への備え」と「停電発生時の対応」についてはこちらを参考にしてください。
まとめ
【雪予報2021|関東や大阪で大雪が降るのはいつ?南岸低気圧最新情報!】をまとめました。
現在のところ、南岸低気圧になるのかも微妙で、関東では雪になるのかはっきりしません。 Windyによると「雪」マークが大阪にありますので、どちらも最新情報を確認してください。
停電や凍結に備えておくことも心がけましょう。
ちなみに「南岸低気圧」と対照的なのは、日本海沿岸を東進する「日本海低気圧」で関東で春一番を観測するきっかけとなるのもこの低気圧の影響です。
「知っとく!防災のすべて」でした。