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結露・凍結

フロントガラス凍結防止対策!シートや溶かすスプレーと100均グッズもご紹介!

冬になると困るのが車のフロントガラスの凍結です。解かすのに時間がかかり直ぐに出発できないですよね。そこでフロントガラスの凍結防止方法や最短で解かす方法をご紹介します!100円均一や氷解スプレーの作り方も!

やってはいけないフロントガラスの氷解

真っ白に凍った車のフロントガラス。

ワイパーはおろか、気温によってはウィンドウォッシャーさえも凍りついてしまうことも。

そんな時、多くのドライバーの脳裏をよぎるのが湯♨をかけて解かすことかもしれません。

ですが、それダメです!!

朝の忙しい時間帯に車のフロントガラスがコチコチだったら慌ててしまいます。

なんたって”前が見えません”

ただ、これは「熱湯」がダメなだけで、「ぬるま湯」は効果があることもあります。

詳しくは後述しますね。

 

まずは、「車のフロントガラス氷結」についてみてみましょう!

フロントガラスが凍結する理由は?

そもそも何故、車のフロントガラス凍結が起きるのでしょう?

雨や雪も降っていないのに、朝見たら車が真っ白!なんてことがあります。

その理由は夜の間に『放射冷却現象によって冷やされた空気中の水分が凍ってしまうから』なのです。

冬とは言え、日中は空気が温められます。

と同時に地表面も暖かくなります。

ところが、夜になると地表の放射冷却現象によって一気に地表面の温度が下がり、それに伴って地表付近の空気も冷やされます

この気温の下降により、空気中に含まれている水分が霧(キリ)や靄(モヤ)になります

その空気中の水蒸気が冷たいものに触れたり、くっついたりして凍り、降ったように見えるのが「霜(しも)」です。

そうなんです!!

フロントガラスの氷の正体はこの霜(しも)なのです。

 

霜が降りるのはどんな時?

車のフロントガラスが凍る原因が霜(しも)なら、それを事前に察知しておけば凍結する前に防止策を講じておけますよね。

気象庁では霜注意報を発表しています。

気象庁の霜(しも)注意報

 

自治体別に発表されますので、自宅近くが発表されたら翌朝凍っている可能性を疑いましょう。

 

そして、車のフロントガラスが凍る条件はこちらです。

①夜中から朝にかけて晴天であること(放射冷却現象が起きる)

②風がないこと

③朝の気温が5℃以下、フロントガラスが0℃以下になること

④空気中に適度な水分があること(数日の間に雨があったとか)

天気予報や自分の肌感覚でこれらの条件を意識していると、翌朝の凍結に驚かなくて済むかもしれませんね。

フロントガラス凍結防止策!

車のフロントガラスの凍結は「霜」が原因です。

霜は空気中の水蒸気が冷たいフロントガラスに触れて凍ったものなので、霜がフロントガラスに触れないように遮るのが一番簡単な防止策です!!

 

屋根のある駐車場や、ガレージに車を止めればフロントガラスの凍結を防ぐことができます。

しかし、そんな好条件の駐車場ばかりではありません。

そこで、それ以外の防止策をご紹介しましょう。

①凍結防止シート

雪が降る季節になるとフロントガラスの凍結防止策で一番人気なのは「凍結防止シート」です。

なぜなら、降り積もった雪も一気に除去できるからですw。

「凍結防止シート」はその名の通り凍結を防止するシートです。

カー用品店や通販サイトでも手軽な価格で販売されています。

 




凍結防止シートはフロントガラスにかけておくだけでOK!

これなら取り外す時に「霜」だけでなく降り積もった雪も一緒に降ろせるので、直ぐにフロントガラスの視野が確保できるのがいいですね。

注意点としては風で飛ばされないようにしっかり固定しておきましょう!

 

②毛布、バスタオル

毛布やバスタオルは凍結防止シートと同じ効果が見込めます。

風がない日であれば【前の日の夜から】フロントガラスを覆い、ペットボトルを重石代わりに置いたり、軽くガムテープでとめておけばOK!

あとは、パタパタ霜を払って干して乾かして下さい(笑)

ただ、毛布やバスタオルは水分を吸って凍るので、フロントガラスに張り付いてしまう恐れもありますので、ご注意ください。

③フロントガラス用撥水剤

そもそも霜がつかないようにするには「撥水剤」も効果的です!

通販サイトでもフロントガラス用撥水剤は購入できます。





撥水剤には大きく分けてシリコーン系フッ素系の2種類があります。

自身の生活や車に合わせた撥水剤を使用しましょう。

フロントガラスの霜の取り方

凍結防止に失敗、あるいは防止しそびれた、といった時はどうしたらいいでしょう?

そんな時あわてて「熱湯」をかけてはいけません!

冷たいフロントガラスとの温度差でガラスにヒビが入ってしまうことがあります。

霜取り前の3か条

時間がない!ことであわてて処理しようとすると、ガラスが割れたり、再氷結したりして運転に支障をきたすリスクが生じます。

そこでリスクを回避しながら最短時間で霜取りをするために必要なことを書いておきますね。

1か条:まずは氷結の厚みと外の気温を確認します。ここで方向性を決めます。

2か条:次にワイパーを立てます。(凍った状態のまま動かしてしまうとゴムが破損してしまうおそれがあります)

3か条:エンジンをかけ、デフロスターを全開にします。(この時エアコンは入れず暖房のみでOK エンジンへの負担を軽減しながフロントガラスと室内を温めます。)薄い氷結なら数分で溶けてしまいます。

さて、ここからどうするかです。

2か条目までは大丈夫だと思うのですが、3か条目は近所迷惑を考えエンジンをかけっぱなしに出来ないことも。

①専用スクレーバーでコリコリ(霜を)剥がす

予め専用のスクレーバーを用意しておき、霜が薄くなるまでコリコリ剥がします。

車専用のものであればガラスをキズつけることなくコリコリできますよ。

ただ、経験上運転が可能になるまでにはかなり時間とパワーを使います。そして・・・寒いです。

②ぬるま湯(30~40℃)をかける

冒頭部分で熱湯はダメと書きましたが、そもそも朝の忙しい時にヤカンで沸騰させる余裕はありません。

ここでは普通に給湯されるお湯(30~40℃)を使います。

ペットボトルなどでフロントガラスの上から下に流れるように少しづつかけて解かしていきましょう。

1~2リットルもかければキレイに解かすことができます。

ただ、お湯の弱点は元々水でしたから、周りの気温が氷点下の場合、再氷結するということです。

特に、解かしてすぐ走りだすと走行しながら凍ってきますからかなり危険です。

③解氷スプレー

予め準備できるようであれば、解氷スプレーは効果的です。

氷を解かすスプレーだよ。

 

解氷剤は「水の凝固点」より低い凝固点を持つ液体を吹きかけることで氷を溶かしていくとのこと。

NETでも購入することが出来ます。



④解氷ウォッシャー液

ウォッシャー液を解氷ウォッシャー液に変えるだけで、ワイパー操作で氷を溶かすことができます。

解氷ウォッシャー液も通販サイトで購入できます!


フロントガラス凍結防止に役立つ100円均一商品

できればお金をかけずにフロントガラスの凍結を防ぎたい方も多いと思います。

そこで、100円均一のお店を覗いてみました。

①の凍結防止シートの代用になりそうなのが「アルミシート」「レジャーシート」でしょうか。

フロントガラスがしっかり覆われるように、形や大きさに注意しましょう。

 

また、解氷剤は手作りすることも出来ます。

100円均一で、エタノールとボトルを用意します、

エタノール3:水1

完成です。

アルコールは-114.5℃以下にならないと凍らない性質なので、凍った氷も溶かすのだそうです。

こんな動画を発見したので参考にしてみてください!

面白いように霜が溶けていますねw。

まとめ

以上【フロントガラス凍結防止対策!シートや溶かすスプレーと100均グッズもご紹介!】をまとめました。

寒い冬は車のフロントガラスに霜が降りて凍結するのが困ります。

凍結防止策や解氷策をいくつかご紹介しましたが、お役に立てましたら嬉しいです。

安全運転に気をつけてお過ごしください。

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「知っとく!防災のすべて」でした。