(追記あり)台風5号・6号に続き台風7号のたまごが日本の南海上にあります。今後発達して台風7号(ヒーゴス)になる予想です。最新進路予想と米軍やヨーロッパの予報を見て見ましょう!関東への影響はあるのかも?!
台風7号(ヒーゴス)のたまご(8月16日)
先週の10日に発生した熱帯低気圧は、台風7号に発達するかと思われたのですが、たまごから発達することはありませんでした。
そしてまたもや、8月16日に熱帯低気圧が発生!
フィリピン・ルソン島東方沖に発生した熱帯低気圧(台風のたまご)は台風7号になるのでしょうか?!
【フィリピン・ルソン島東方沖に発生した熱低01a、今後24時間以内に台風7号(仮)ヒーゴスになりそう。北上して尖閣諸島沖に神風が欲しいな。東北に再び梅雨前線がかかってしまった。一足早く秋雨前線と呼ぶには早すぎる。】 pic.twitter.com/u0TmjiOAve
— 中津川 昴 (@subaru2012) August 16, 2020
GFSは4か所、
ECMWFも3か所で熱帯低気圧発生の予測。
台風に発達する可能性あり。 pic.twitter.com/UCpvuDYfTy— 台風7号 ヒーゴス (@tp7aBs96KJhlPu8) August 16, 2020
気象庁ではまだ熱帯低気圧の情報は発表されていません。
こちらの熱帯低気圧はあまり発達せず南シナ海に進む見込みで、台風7号になったとしても日本への直接的な影響は無さそうです。
しかし米軍合同台風警戒センター(JTWC)でも短時間で様子が変わっています。
引用元:JTWC
【色丸の見方】
- 黄色丸(24時間以内の発達は考えずらい)
- オレンジ丸(発達しても24時間以上かかる)
- 赤丸(24時間以内に発達します)
- 赤矢印(熱帯低気圧・台風)
- 水色丸は熱帯低気圧と温帯低気圧の中間的な性質をもった低気圧を指す
現在はオレンジ丸になっています。
新しい情報が入り次第お知らせします。
(追記)台風7号のたまご(8月12日)
8月12日(水)現在の台風7号(たまご)の情報です。
【速報】台風7号になると見られていた熱帯低気圧が発達せず、気象庁は観測を終了。台風に発達する可能性はゼロに。
※米軍はこれを台風扱いしているので、これから台風番号がずれていきます。米軍の情報を見るときは注意してください。 pic.twitter.com/hi73who4Vb— 台風7号 ヒーゴス (@tp7aBs96KJhlPu8) August 11, 2020
気象庁が台風7号に発達する(だろう)としていた日本の南海にある熱帯低気圧(たまご)ですが、どうやら台風7号になる可能性は低そうです。
風の動きを可視化できるwindyで確認しても、風の渦はありません。
2020年は7月に台風が1個も無いという統計史上初めての事や、台風5・6号の発生場所やコース、発達から温帯低気圧に変わるまでの時間など、なんだか例年と様子が違いますね。
台風7号のたまごについて、続報が出ましたら追記していきたいと思います。
↓↓ここから先は過去記事です。
台風7号のたまご発生(8月10日)
2020年8月10日現在。
日本の南海上に、台風7号(ヒーゴス)に発達する見込みの熱帯低気圧(台風のたまご)が発生しています!
まずは気象庁の情報からどうぞ。
気象庁HPより
熱帯低気圧(8月10日 22時25分現在)
・現在地:父島の東南東約230km付近
・進路:西15km/h
・中心気圧:1012hPa
・最大風速:15m/s
当初発生時はあまり発達せずに消滅してしまう予想だった熱帯低気圧ですが、少しずつ発達を続け、このまま行くと台風7号になる可能性があります。
進路も太平洋高気圧の南縁を通っているので、現在は西の方角へ進み次第に小笠原諸島に接近する見込みとの事。
今後の情報にご注意下さい。
熱帯低気圧(8月11日21時の予想)
・存在地域:日本の南
・進路:西北西20km/h
・中心気圧:1004hPa
・最大風速:18m/s
最大風速がおよそ17m/s以上のものを「台風」と呼びますので、11日の午後には台風7号へ発達する恐れがあります!
ウェザーニュース
ウェザーニュースを見て見ましょう!
引用元:ウェザーニュースより
熱帯低気圧は今後西に進み、今日10日(月)の深夜から明日11日(火)の未明にかけて小笠原諸島周辺を通過する見込みです。小笠原諸島では強まる雨風に加えて高波に警戒してください。
米軍合同台風警戒センター(JTWC)
米軍合同台風警戒センター(JTWC)はアメリカ・ハワイ州にあアメリカ国防総省の機関です。
アメリカ軍のためのものですが一般の人もアクセスすることができる機関です。
引用元:JTWCより(画像は拡大してあります)
・TS 05Wが台風5号
・TS 07Wが台風6号
少しわかりづらいですが「TS 06W」というのが日本の南海上に小さな白い雲の塊が見える台風7号のたまごである熱帯低気圧です。
小さく見えますが関東地方がすっぽり入るくらいの大きさはありそうですよね。
確か、2019年の15号(千葉でゴルフ練習場の支柱をなぎ倒した台風)も大きさはこのくらいで、勢力が非常に強かった覚えがあります。
今後の台風7号のたまごがどのように発達して、どのような進路をとるのか、最新の情報に注意したいです。
ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)では
ヨーロッパ中期予報(ECMWF)を見て見ましょう!
ECMWFはスーパーコンピュータによる予報で「世界一の数値予報精度」と言われています。
気象庁や米軍JTWCは5日間予想ですが、こちらは10日間予報になります。
なので、時間が経つにつれ精度が落ちてきます。
引用元:ECMWFより
まだ、そんなに強い風が吹いていないのでこの予報図では分かりずらいですね。
あとエリアも少しずれていそうです。
もう少し発達してくれば日本の南海上に現れると思います。
関東地方への影響はいつ?
2020年7月には台風が一つも発生しませんでした。
これは観測史上初めてのことです。
しかし、8月に入って連続して台風が湧いてきているので「今年は台風が少ない」わけではありません。
台風7号のたまごの関東への影響は現在のところわかりませんが、新しい情報が入り次第お伝えします。
【台風6号発生 7号も発生へ】https://t.co/0Vtk2IA2UD
きょう10日正午に台風6号が発生したばかりだが、さらに小笠原諸島の近海にある台風の卵「熱帯低気圧」があすまでに台風に変わる見込み。台風5号はきょう夕方にかけて九州北部に最接近。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) August 10, 2020
・台風5号は11日には日本海で温帯低気圧に変わり11日夜にかけて北海道付近を通過する予想です。日本海側北部地方を中心に大雨になるところもあり、11日にかけて大雨にや強風になる恐れがあるそうです。
・台風6号(メーカラー(Mekkhala)は11日(火)には華南で熱帯低気圧に変わる見込みです。
ヒーゴスの由来は?
現在、発達中の熱帯低気圧が台風7号になると名前は「ヒーゴス(Higos)」になります。
アメリカが命名し意味は「いちじく」です。
暑いのに雨が降ったり変な天気でした。
台風7号も接近中。
台風7号は名前がヒーゴス。
命名国は米国でグアム・北マリアナ諸島の現地人の母語チャモロ語でイチジクの意味。気圧のせいか分からんが酷い頭痛。起きてられるかな?寝落ちしたらすみません。 pic.twitter.com/5rvrD5S8z2
— Naoya.Nishigami (@Aibuiwai) August 10, 2020
まとめ
【台風7号2020(ヒーゴス)たまご!進路最新予想と米軍やヨーロッパと関東への影響は?】についてまとめています。
最新の情報が入り次第、追記します!
「知っとく!防災のすべて」でした。