2021年の台風5号が発生しそうです!現在、南の海上にある台風5号のたまごの様子と、今後の発達予想を気象庁や米軍、ヨーロッパの気象情報を集めて最新予想をしてみましょう!関東に接近するのは何曜日ごろ?
台風5号になったら日本に向かってくるのかな?
気象庁:台風5号2021(たまご)の進路予想
2021年6月22日18時に気象庁が「24時間以内に台風になる」熱帯低気圧を発表しました!
気象庁は通常は「24時間以内に台風になる見込みがある」熱帯低気圧しか発表しませんので、これは台風5号になる確率は高そうです!
画像引用元:Yahoo天気図
熱帯低気圧はいわゆる「台風のたまご」です。
台風と違い「今、熱帯低気圧が発生しました!」というタイミングの規定がないのです。
ちなみに台風の定義はこちら
北西太平洋、または南シナ海に存在し、なおかつ低気圧域内の最大風速がおよそ17m/s以上のものを「台風」と呼びます。
つまり熱帯低気圧が発達して、上記の条件をクリアした熱帯低気圧を「台風」と呼ぶのです。
これより勢力が弱いけど、今後、勢力が強まりそうだな〜という熱帯低気圧を「台風のたまご」と呼びます。
画像にある「熱低a」というのが、現在の台風5号のたまごがいる場所です。
台風は海面水温が海面水温が26.5℃以上あると発達すると言われています。
現在、日本の南の海面水温はそれよりも高いので、充分、台風に発達するためのエネルギーは蓄えられそうです。
画像引用元:気象庁
台風は自分自身では動くことができません。
台風は、地球の自転や上空に流れている風、太平洋高気圧などによって動きが変わります。
なので、台風のたまごの場合はその動きを予測するのは困難なために、予報円が大きくなるのでしょうね。
【22日18時の台風5号のたまご】
- 速さ:15km/h
- 中心気圧:1008hPa
- 最大風速:中心付近で15m/s
- 最大瞬間風速:23m/s
米軍JTWCの台風5号2021予報
JTWCはアメリカのハワイにある米軍合同台風警報センター(JTWC)です。
アメリカ軍に向けた気象情報ですが一般の人でも見ることができます!
米軍の台風5号の進路予想はこちらです。
時間表示はUTC(協定世界時)なので、+9時間にして日本時間にしてくださいね。
例えば上図中の「02/06Z」という表記は、日本時間の「8月2日15時」ということになります。
台風5号の進路は、気象庁と同じくまだ予報円が大きいのですが、最悪、関東上陸もある予想となっています。
↓こちらもJTWCからです。
【図の見方】
- 黄色丸(24時間以内の発達は考えずらい)
- オレンジ丸(発達しても24時間以上かかる)
- 赤丸(24時間以内に発達します)
- 赤矢印(熱帯低気圧・台風)
- 水色丸は熱帯低気圧と温帯低気圧の中間的な性質
JTWCは気象庁がまだ発表しないような低圧部が「HIGH・MEDIUM・LOW」の3段階で表示されるのがいいですよね!
ヨーロッパECMWFの台風5号2021予報
欧州中期ヨーロッパ予報センター(ECMWF)の予測です。
こちらは6月25日の予想天気図です。
画像引用元:ヨーロッパ中期予報センター
ECMWFは世界最高のコンピューター予報と言われており、気象庁や米軍が5日間予報なのに対し、10日間予報になります。
ヨーロッパの農業用に作られている気象予報なので長期(3〜6ヶ月)予報もあります。
やはり農業は気温や天気に左右されるので、天気予報が発達したのだと思います!
等圧線もあり、色で風の強さが分かるのがいいですよね。
緑色が濃くなればなるほど風が強いです。
ECMWFでは台風5号は直接的に日本へは影響しない予想になっています。
10日間先までの予測になるので、時間が経過するほど精度が落ちるとも言われていますが、それは仕方がないですよね。
windyの台風5号2021予報
windyの予報を見てみましょう!
画像引用元:windy.com
そうなのです。
Windyは天気予報サービスを自動更新付きでみることができるので、みなさんがみているのはちょっと違うかもしれませんが、現在のwindyはこんな感じです!
画像引用元:windy
これは梅雨前線でしょうか?
梅雨前線に阻まれて台風5号は日本に近づけない予測なのでしょうかも。
台風5号のたまごが、明日、台風5号に発達したら動きも変わるかもしれません。
Windy常にリアルタイムで最新情報を確認でき、10日前後先までの予測データをシミュレートできるので、面白くいつまでみていても飽きません。
風の動きだけでなく、雨や・雲・気温・雨・波・気圧などのリアルタイムデータをマップ上に視覚的に見ることができますよ!
ウェザーニュースの台風5号2021予報
ウェザーニュースのTwitterはこちらです!
【台風発生予想】
マリアナ諸島で発達中の熱帯低気圧について、気象庁は“24時間以内に台風に発達する見込み”との情報を発表しています。
次に台風が発生すると「台風5号」と呼ばれます。
日本に影響を及ぼす可能性があるため、今後の動向に注目が必要です。https://t.co/pn9sekmEMW pic.twitter.com/UHTCoFWZpO— ウェザーニュース (@wni_jp) June 22, 2021
台風にならなくても、梅雨前線に影響して各地で大雨になる可能性があります!
今後の情報に注意してくださいね。
まとめ
【2021台風5号たまご最新進路予想!気象庁や米軍ヨーロッパ予報は関東に接近か!?】
台風5号のたまごは明日にも台風になる見込みです。
最新の情報が分かりましたら、またお知らせします!